前々から行ってみたかった苗場山に、家族で行ってきました。
前晩発ちの朝帰りで、車中泊2泊という今まで経験したことのないパターンで、久々に
予約の無かった週末を堪能できました。
越後湯沢からのメインルート祓川 (はらいかわ) ルートを登ります。このルートにしたのは
下山後温泉に入って、湯沢の街でおいしいものを食べようと言う魂胆からです。
かぐらみつまたスキー場の町営駐車場から登り始め、和田小屋を過ぎ本格的な登りに
なりますが、樹林帯のジメジメとした登山道で展望もなく陰鬱な雰囲気。
中の芝の手前まできてようやく視界が開け、越後三山から谷川岳、遠くは尾瀬の
燧ヶ岳や至仏山まで見渡せ最高の景色になりました。
神楽ヶ峰というピークまできて、ようやく苗場山頂が見えましたが、そのルートたるや一旦
下りて登り返すという、山頂直下は急登というおまけつきで、ここがしんどかったです。
その急登を登り切った途端に見える頂上台地のあの景色は圧巻です。どうしてこんな
景色が標高2100mにあるのか不思議でなりません。
1時間ほどの昼食休憩後下りだしましたが、その長いこと長いこと。
こんなところを登ってきたのかとおもいながら、だんだんと無口になりようやくのことで
駐車場に戻ってきたのは午後4時をまわっていました。実に9時間の行動時間。
子どもたちは全く意に介することなく元気で、一番心配なのはおかあさんでした。
そして国道16号沿いにある「街道の湯」に入り、越後湯沢の駅前で一杯やったので
ありました。
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