「御神渡り」 2008年
 おみわたりと読みます。諏訪大社上社の男神が下社の女神に通った道筋だと言われています。「神様の恋路」なのですね。
 今年も暖かく諏訪湖も波が立っていたのが、1月20日頃から最低気温がマイナス10℃を下まわるようになり、ひょっとすると御神渡りが出現するかもと思われていた1月30日に、2季ぶりに御神渡りができたと思われる、と諏訪市の八剱神社から発表されました。
 でも、厳冬だった2年前と比べるとその規模の小ささは否めません。前回は氷の上に十分乗れたのですが、今年は岸から見ても氷の薄さがわかり、とても氷の上に乗ろうなどとは自殺行為になります。
平成になって5回目の観測だそうで、こういうところにも地球温暖化の影響があるのでしょうか。規模の大小よりも、出現すればやはり見ておくべきでしょう、と思いました。